護と穣 初期の絵から現在までの変遷

5隻のキャラ全員を最初にデザインしたのは2010年11月なんですが、下の絵は2011年に描いたもので、採掘船アンバーの一番最初のイラストです。

左から剣菱、穣、マゼンタ、護、オーキッドなんですが、まだ穣がハチマキしていない!

あと制服が今とは違い、作業着っぽい感じで、最初は他の船もこれと似たようなデザインの服で、色が違うというだけでした。

実はヘルメット被せる案もあったんですが、皆がヘルメット被ると絵的に誰が誰だか分かり難いし、まぁいいかーという事で、「バリア石」という安全バリアが出来る石を身に着けているという設定が出来ました。そもそも「浮き石」で、船から飛び降りるし!何でもアリだな(笑)

現在のデザインになったのは2012年11月で、この時「人工種には、人工種マークというアザのようなマークが付いている」という設定を思いつき(これが後に「タグリングという首輪」に変わります)、護たち五人兄弟は「鼻に絆創膏のような人工種マークがある」という設定で「絆創膏兄弟」という名でした(笑)

んで服装も、どっかの事務員とか喫茶店のマスターみたいな……何はともあれ「他船との視覚的区別を明確にする」のが第一の理由で、アンバーは何となくこんな感じに!

腕に着けてるのは腕ガードみたいなモンだと思います多分。

なにせ直感とフィーリングだけで思いつくまま描いてるんで、何でこんな格好で採掘すんのか私もよくわからん(笑)。

そして穣さんは、なぜか長いハチマキと、裾の長い服を!

これは完全に「不良」いや「反逆児」ですね!何でこうなったのか私にも分かりません(笑)

5隻の採掘船の物語は「紺碧の採掘師」以外にもありまして、その作品群の総称が「原初の星の物語」という名なのですが、下の絵は2017年に「紺碧の採掘師」が出来た頃のデザイン画です。この「紺碧の採掘師」で「人工種マーク」が「タグリング」という設定になり、絆創膏マークが取れて「白い首輪」になりました。

ちなみにこの時の「バリア石」は細い腕輪でして、下の絵の護が手首の黄色い浮き石の隣に着けてます(穣は無し)。紺碧の採掘師サイトTOPのSTORYの中に載ってる『採掘作業中イラスト(2017年の絵)』をよく見ると、護が手首にピンクの細い腕輪をしているのが分かります。

後に2019年にキャラクター設定画集を作る時、「バリア石」は視認し易くする為に上腕にガシッと装着させました。

そして当サイトに掲載されている設定画になる訳ですが

しかしこの二人、年齢が30代なんですけどなかなか30代に見えないというか、まぁこれはもう個々人の感覚で、自分が20代の時の40代と、自分が40代の時の…(アッ) 40代のイメージは違う訳です。まぁ、人工種だから!ていう逃げ道があったり無かったり(謎)